皆さんこんにちは、コンドミニアムの建設に忙しいバンコクに住んでいるALEE(エリー)です。
皆さん、タイのコンドミニアム購入後のトラブルについて聞いたことはありますか。購入を検討されている方などは、海外だし色々なトラブルがあるのだろうと心配されている方もいると思います。私も実は最近コンドミニアムを管理している上でちょっとしたトラブルがありましたが、無事解決することができました。
そこで今回は、タイでコンドミニアムを購入した後に起こりうるトラブルについて、私が経験を通して学んだ内容についてご紹介していきます。既にコンドミニアムをお持ちの方や、これからコンドミニアム購入を考えている方の参考になれば幸いです。(今回ご紹介するのは、詐欺等重大なトラブルではなく、マイナーなトラブルです)
コンドミニアム引き渡し時インスペクション(検査)でのトラブル
先ずコンドミニアム手続きが完了すると物件の引き渡しとなります。引き渡しの際、インスペクション(検査)が行われ、不具合や欠陥がないのか確認をします。この際見つかる不具合や欠陥は本来トラブルではないですが、ここではトラブルの括りとしてご紹介させていただきます。
タイのコンドミニアムのインスペクション(検査)では約90%の確実で(個人的な感想です)何か不具合や欠陥を見つけることとなると思います。なので、このインスペクション(検査)時は、「いっぱい欠陥や不具合を見つけて直してもらうぞ!」ぐらいの気持ちで臨むと良いと思います。コンドミニアム側が用意た用紙に様々なカテゴリーが記載されており、一緒に確認しながら問題のない点に関してはサインをしていくのが通常です。そして、問題がある点については修理後再度インスペクション(検査)を行います。
もちろん、インスペクション(検査)後に見逃してしまった点を、後で見つけて修理を依頼することは可能です。引き渡し後直ぐであれば補償期間であることも多いので、費用もかからないかと思います。しかし、引き渡し後は、対応が遅いなんてこともあり得るので、是非インスペクション(検査)は細心の注意を払って行うことをお勧めします。
必須確認ポイント
- ドアや窓、戸棚の開け閉めに問題はないか(建付けが悪いこともあります)
- 雨漏りしないか(コンドミニアムの高層階でまさか・・・と思われるかもしれませんが、雨漏りすることも有るので、雨漏りの後が残っていないか床や壁を細かく観察してください)
- シンク下やトイレの水漏れ(本当に多いです)
- 水はけは大丈夫か(ベランダに水道がある場合は、ベランダもお忘れなく)
- コンセントは問題ないか(実際にプラグをさしてみてください)
- 壁にひび割れはないか(タイのコンドミニアムは塗り壁が多いので、ひび割れがみられる場合綺麗に直してもらっても半年後にはまたひび割れが現れます)
コンドミニアム管理上のトラブル
そしてコンドミニアム引き渡し後は、ご自身で住まわれる場合も、賃貸に出す場合も、しばらく空き家にする場合も、管理をしていかなくてはいけません。このコンドミニアムを管理する上で付き合っていかなくてはいけないのが、コンドミニアムの管理事務所(Juristic Office/ジュリスティック)です。
コンドミニアム完成直後は、建設会社の選定した管理事務所(通常外注)が入っています。そして一番初めの管理事務所の任期が終わると、通常コンドミニアムの所有者会議(co-owners meeting)で、管理事務所を新たな業者にするのか、現在の御者と再契約するのか等が話し合われます。管理事務所の任期はコンドミニアム毎に異なり、1年契約の所が多いですが、中には2-3年契約の所もあります。私の管理しているコンドミニアムは毎年管理事務所が新しくなります。コンドミニアムを良い状態で保つには欠かせない管理事務所ですが、トラブルもたまに起きてきます。そこで実際のトラブル例をご紹介します。
コンドミニアム管理事務所とのトラブル例
- 管理事務所が新しくなり、海外から管理事務所への連絡がつかなくなった。(管理事務所が新しくなると電話番号やメールアドレス等全て変わってしまうことも有るので注意してください)
- 管理事務所が新しくなったが、引継ぎが上手く行われなかったのか既に支払っているはずの水道代や管理費を再度請求された。(私も実際経験しました。支払いの領収書は必ず大事に保管してください)
- 長期不在にするので管理事務所に鍵を預けたら、部屋を使われた形跡があった(これは、英語版タイの書き込みサイトThaiVisaに書き込まれていた内容です。信頼関係がある場合以外、管理事務所に長期で鍵を預けることは避けた方が良いと思います)
まとめ
いかがでしたでしょうか。コンドミニアム購入後に起こり得る/想定されるトラブルについてご紹介しました。今回紹介したトラブルはどれもマイナーなもので、事前に心積もりや対策をしていればさほど問題とならないものが多いです。是非今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。
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