【バンコク不動産】コンドミニアムの内装/壁紙・クロス編

皆さんこんにちは、コンドミニアムのインテリアを考えるのが大好きなALEE(エリー)です。

タイの新築コンドミニアムのショールームを見に行くと、ほとんどの場合壁の装飾がしてありますが、実際の購入物件は白塗りの壁ということが多いと思います。プレビルド物件を購入し、完成後の実際の部屋を見て、何か物足りないと感じた方もいらっしゃるのではないかと思います。

白塗りの壁のままでも特に問題はないのですが、リビングなど大きい壁ではヒビが入ってしまったり(タイではよくあります)すると結構目立ちます。そして、壁は面積が広いので少し装飾を施すだけで、部屋の雰囲気を大きくアップグレードすることができます。そこで私は、2014年にコンドミニアムの内装の際、部屋に壁紙を張ることを決めました。

今回の記事では、バンコクのコンドミニアム壁紙内装の方法について、ご紹介します。壁紙業者から壁紙の選び方そして注意点や参考価格までお伝えするので、参考にして頂ければと思います。

この様な方に読んでいただければ幸いです

  • 低予算でコンドミニアムのリフォームをしたい(部屋の雰囲気を変えたい)
  • 新築のコンドミニアムで既に一通りのものが揃っているので内装をするまでもないが、他の部屋と差別化するために少し手を加えたい
  • これからタイでコンドミニアム購入を検討しているので内装について知りたい
  • 店舗の内装で壁紙を考えている

タイ・バンコクの壁紙業者:Bangkok Wallpaper

コンドミニアムの内装を業者にお願いしている場合は、内装業者が壁紙を手配してくれますが、今回は壁紙だけをお願いしたい場合に依頼できる業者をご紹介します。

店舗情報

店名:Bangkok Wallpaper

住所:Head Office / 21 Moo 8, Soi Bangnatard 34, Bangna Road, Bangna, Bangkok 10260

連絡先:TEL : 0-2746-8899 (20 LINES) / FAX : 0-2746-8800, 0-2746-8448

営業時間:月曜日~金曜日8.30 am – 5.30 pm / 土曜日8.30 am – 2.30 pm

ウェブサイト:http://www.bangkokwall.co.th/home(壁紙サンプル閲覧可能)

言語:基本的にはタイ語ですが、少し英語可能なスタッフがいます

Googleマップ※マップに登録がない為近くの地図です。下の写真の建物を探してください。

大手家具店内 (Home Pro/ Index Livingmall/ SB Furniture ) にもショールームがありますが、品揃えはバンナーのHead Officeが一番です。(大手家具店のショールムは店舗によって有無が違うため、WEBサイトで確かめた上で訪れてみてください)

Bangkok Wallpaper以外にも、スクンビットエリアにある壁紙店に見積もりをお願いしたことがありますが、とても高くて驚きました。Bangkok Wallpaperにはお手頃な壁紙からジムトンプソン含め高級壁紙まで置いてあります。

Bangkok Wallpaper 壁紙施工の流れ

では、私がBangkok Wallpaperに壁紙をお願いした時の流れをご紹介します。

  1. Head Officeを訪れ壁紙のサンプルから自分が好きな物があるか確認し、問題なければ壁の計測と見積もりを依頼。-見積もりには家に来てもらって、壁のサイズを計ってもらう必要があります。この計測には1000バーツ必要ですが、後日壁紙購入と施工を依頼した場合には1000バーツ引いてくれるので、実質計測費用は無料です。
  2. 再度Head Officeを訪れ、希望の壁紙が必要な分在庫があるかを確認しながら、壁紙を最終決定する。-Bangkok Wallpaperにある壁紙が部屋のサイズ分ない場合は、その壁紙は諦めるか再入荷まで待たなくてはいけません。数種類の壁紙を選ぶ場合、部屋の図面を持参して、どの壁紙をどの壁に張ってほしいのかできるだけ詳しく伝えるようにすると良いと思います。
  3. 最終見積もりのエクセル表をメールでもらい、問題なければ施工日を決めます。-見積もりの中に明記されていますが、家具を動かす費用は含まれていません。もしも家具の移動を手伝ってほしい場合は、相談してみてください。また、見積もりの中に壁を平らにならす費用が入っており、新築の家でもこの作業は必要か確認したところ、必要とのことでした。(確かにタイのコンドミニアムの壁は新築でもボコボコしている個所があります)
  4. 施工日が決まったら、壁紙費用全額と施工料の50%を振り込みます。-私の場合は、施工に3日間かかりました。また、特に作業時間の長い施工をする場合、事前にコンドミニアムの管理会社に報告する必要がある場合が多いので、お気を付けください。また、施工現場には顔を出して、依頼した通りの壁紙が適切な壁に張られるかを確認することをお勧めします。
  5. 無事に壁紙の施工が完了したら、施工料の残り50%を支払います。-私の場合、施工は無地に完了したのですが、壁紙が6ロールも余っているという事態が発生しました。(恐らく計測に来た人が間違えたのだと思います)私もきちんと確認しなかったのがいけなかったのですが、まだ最終の支払いをする前だったので、メールで壁紙を引き取ってくれないかと交渉したところ、快く引き取ってくれました。引き取ってもらった壁紙費用が未払いの施工料50%よりも高額だったため、Bangkok Wallpaperが差額を私の口座に振り込んでくれました。タイではトラブルは付き物なので、あまり怒ったりせずに交渉するのが一番だと思います。
ポイント
①の工程は省略可能です。もしもWEBサイトを確認し、好みの壁紙がありそうであれば、電話またはメールで壁の計測の依頼をしてしまっても問題ないと思います。また、見積もりを出す際の計算は間違っていないかご自身でも確認してみることをお勧めします。

Bangkok Wallpaper壁紙費用合計と感想

次に、私が実際にBangkok Wallpaperに依頼した際の費用を参考にご紹介します。

この時は、コンドミニアム全体ではなく、玄関からダイニング・リビング全体(キッチンを除く)とメインベッドルームの1面のみ依頼しました。40平米前後のコンドミニアム全体に匹敵する広さだと思います。

壁紙費用:約3万バーツ

施工費用:約1万バーツ

日本円にして十数万円で部屋全体をアップグレードできたので、とても満足しています。しかし、壁紙費用はどの壁紙を選ぶかで大きく変わってくるため、上記はあくまで参考としてください。

現在壁紙を張ってから4年ほど経ちましたが、剥がれてしまった箇所はありません。しかし、やはり壁紙のつなぎ目や、壁の凹凸が光の当たり具合によって目立つとことがあります。10年目には張替えが必要になるだろうと覚悟しています。

コンドミニアム壁紙・クロスの選び方

それでは、壁紙・クロスの選び方についてご説明します。

壁紙の種類:素材や機能性について

Bangkok Wallpaperは、日本のメーカーの物から、ヨーロッパブランドや中国製のものまで様々な種類の壁紙を取り扱っています。そして、現在の壁紙は、防臭・防カビ・水ぶき可能なもの等多種多様です。タイ語が堪能な方は、壁紙の素材や機能性についてスタッフに聞けば教えてくれると思います。しかし、タイ語があまりできない私が頼ったのは日本語の壁紙通販サイトです。壁紙のサンプルを見て気になったものがあれば、ネットでメーカー名や壁紙の番号を検索すると多くの場合でヒットします。日本語の壁紙通販サイトには、壁紙の特徴が詳しく書いてあるので、こういったものを予め読んでだ上で選ぶことをお勧めします。また日本での費用も知ることができます。(私が調べた壁紙では、Bangkok Wallpaperでの費用の方が日本の壁紙通販サイトよりも安かったです)

壁紙のデザインについて

壁紙は本当に種類が豊富で素敵なものが多いので、迷ってしまうことも多いと思います。しかし壁は面積が多い為、デザインには細心の注意が必要です。特に賃貸に出すことを考えているお部屋の場合は、柄物や色が派手なものなど冒険はしない方が無難です。ここで、色やデザイン選びのポイントをご紹介します。

  • 広く見せたい部屋では、白を基調とした明るい色が最適です。またカーテンと近い色にすると、カーテンを閉めた際も同系色の為空間が広く見えます。反対に暗めの色にすると、落ち着きのある閉まった空間になります。
  • 柄物や最近タイで流行りのレンガやブロック柄などを取り入れたい場合は、アクセントウォール(壁)として、あまり大きすぎない一面に張ることがお勧めです。アクセントウォールにする一面は、テレビの後ろ・ソファーの後ろ・ベッドの後ろ等が最適で、一部屋につき一面のみが有効です。
  • 家具との色の相性が心配な場合は、少し光沢がある物や小さなラメが入っているものにすると良いと思います。こういった壁紙は光を反射して色合いがかわるので、様々な色合いに合わせやすいです。

壁紙の値段

壁紙の値段を気にする場合は、大きい面積でシンプルな壁紙はお値段が比較的安いメーカーの物を選び、アクセントウォールなど小さい面積の部分には気に入った少しお値段が高めの壁紙を選ぶと良いと思います。どのメーカーが比較的安いかは、お店の人に聞くと教えてくれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか、長くなってしまいましたが、最後まで目を通していただいて有難うございます。

現代は壁紙以外にも様々な壁の装飾が可能ですが、やはり費用を考えながら部屋の雰囲気を一気に変えるには壁紙が一番ではないでしょうか。内装業者にお願いしていなくても、今回ご紹介したBangkok Wallpaperに依頼すれば、壁紙だけの施工が可能です。コンドミニアムの内装を考えている方は、是非参考にしてみてください。

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