国際結婚と嫁姑問題【台湾編】

皆さんこんにちは、台湾人の夫と結婚して5年目のALEE(エリー)です。

夫とは付き合って7年で結婚したので、夫との付き合いは12年になります。早い段階で家族を紹介してもらったので、義母との付き合いも長いです。そして、よく台湾人の彼氏や夫の話題に上がるのが、言葉が悪いかもしれませんが、マザコン疑惑です(笑)。

私の夫も例にもれず、とってもマザコンというか母親との繋がりが強いです。大学生の時から、週数回は母親と国際電話をしていました。。。

実は、義母の過干渉の為、付き合っているころから喧嘩する内容は、いつも義母のことでした。しかし現在は、義母とは離れた海外で生活しているのと色々と対策を講じたので、あまり問題は発生していません。

そこで今回は、こんな私の台湾人姑VS日本人嫁について、今までに実際に起きた問題や私の対処法等をご紹介していきます。

過干渉の問題とは?

  • 頻繁に連絡があり私たちのことすべてを知りたがる(金銭的な部分も含め)
  • 占いや風水でアドバイスをくれる
  • 善意で色々な物をくれる(大きい絵画、品はいいがとにかく重い鍋やフライパンなど・・)

全て、善意からのものなので、文句ばかりも言ってられないのですが、二つ目の占いや風水でのアドバイスはたまに困ってしまうときがあります。

例えば、私たちが車で片道3時間超の小旅行を計画していた時・・・

良くない占いがでいてるから、長時間の運転はしないように!

義母

そっそんな・・・旅行計画してたのに・・・

とまぁこういった形で、気にしないで小旅行を強行することもできますが、気分的に占いを気にしてしまいます。

台湾では年配者は特に占いや風水を気にします。占いや風水にあまりなじみのなかった私は、始めは根拠のないアドバイスに、「納得できない!」ということも有りましたが、時が経つにつれて色々受け入れられるようになり、今では占いや風水のアドバイスを貰ってもたじろぐことはなくなりました。

私の過干渉への対処法

  1. 結婚前に私と義母の意見が対立してしまった場合、必ず私側についてくれると約束してもらった。気休めかもしれませんが、基本的には守ってくれているように思います。私が安心するための約束ですが、夫自身にとっても頭の片隅に、私と義母が揉めてしまうケースを想定しておくのに良いと思います。
  2. 夫に義母ともっとコミュニケーションをとってもらうようにお願いした。過干渉の根源は夫と義母のコミュニケーション不足からきているのではないかと考えました。夫に自分から義母に電話して近状を伝え、また義母が最近どうしているかなどの会話を増やしてみるように勧めました。また私を含めた3人または、夫と義母の2人での旅行もしてもらっています。
  3. 人からの教えてもらったのですが、「正しい答えを考えるよりも、どちらが楽しいか」を考えて行動するようにしています。義母との関係においては、私は正しいことをしているし、言っているのになんで・・・等、どちらが正しいかを考えて突き詰めてしまうとあまりいい結果にならないように思います。また、私が暗い気持ちで生活していると夫との仲にも影響が出てきてしまいます。(元々トコトン考えすぎてしまう性格ですが)今は楽しい方向へ考えて行動することで、過干渉からのダメージを減らしています。

このように色々試してみた結果、現在はあまり悩まされなくなりました。義母の過干渉が無くなったわけではないですが、時間が経つにつれて、折り合いのつけ方が分かってきた気がします。

現在の義母との仲

よく義母とお友達のような関係を築かれている方もいますが、私は言葉の問題もありお友達とまでは言えない少し距離のある関係です。しかし、義母は本当の娘のように接してくれているのを感じます。私の中国語が拙いため、夫を通してになりますが、良いことも悪いことも直ぐに言ってくれるので、スッキリします。

基本的に義母と二人での行動は少ないですが、タイにいらした際は、二人で足マッサージに行ったりします。昔は二人でいる時、何か話さなくては!とドキドキして気ばかり使っていました。今は、何かあれば義母から話かけてくれるので、無理に気を使うことは無いと分かり、沈黙も怖くなくなりました。

最後に

私の実際の嫁姑問題についてご紹介しました。嫁姑問題と書くと何か物々しい感じがしますが、要は気の持ち様と夫との協力で解決できることも多いのではないかと思います。義母を変えるのは難しいですが、自分の気の持ちようは努力すれば変えられます。この記事が、今嫁姑問題に悩んでいる方や、これからの心配をしている方の参考になれば幸いです。