皆さんこんにちは、バンコクでマウスピース矯正を体験したALEE(エリー)です。
前回はバンコクでの歯科矯正についてご説明しましたが、今回は私のマウスピース矯正体験を詳しくご紹介します。
歯並びを綺麗にするために歯科矯正をしたいと思っている方は多いと思います。しかし、現在は歯科矯正にも様々な種類が有り、どこの歯科でどのような歯科矯正を、幾ら位かけてやるのか等、色々と検討しなくてはいけないことが多く、悩んでしまいますよね。歯科矯正は綺麗な歯並びを手に入れるためとはいえ、費用も時間もかかります。マウスピース矯正を考えている方や、矯正について慎重に考えたいという方は是非この記事を参考にしてください。
マウスピース矯正を選んだ理由
マウスピース矯正の費用と効果の前に、先ずはマウスピース矯正の概要とマウスピース矯正を選んだ理由からご説明します。
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、アライナーという歯を少しずつ動かすためのマウスピースを使った歯科矯正です。3Dの技術を用いて、現状から理想の歯並びになるまでの歯の動きに合わせたアライナーを複数作成します。アライナーを一定期間ずつ順番に装着し、最終的には理想の歯並びにします。
初めの写真が実際のアライナー(下の歯用)の1つです。次の写真は、矯正治療開始時に作成する現状から理想の歯並びまでの過程のそれぞれのアライナーです。(写真はスマイルトゥルー(Smile TRU)のもので、例として数個並べましたが実際にはこれ以上のアライナーを使用しました)
マウスピース矯正を選んだ理由
私の場合、前歯の1つが噛み合わせの関係で年々前に出てきており、この治療をしたく矯正を決めました。矯正について色々調べたところ歯を大きく動かす必要がない場合は、マウスピース矯正でも対応可能だと分かり検討し始めました。最終的に下の様な点が決め手となりマウスピース矯正を選びました。
取り外しができる(歯磨きや大事な場面で外すことができるのはとても便利です)
目立たない(すごく近づいて話さない限り、私がマウスピース矯正をしていることに気が付かない人も多かったです)
矯正期間が短い(私のケースの場合です)
マウスピース矯正の種類と費用
マウスピース矯正の種類
マウスピース矯正にはいくつかの種類があります。マウスピース矯正で一番良く知られているのはインビザライン(Invisalign)と言う、アメリカのシステムだと思います。その他私が調べたところ、同じくアメリカ発のマウスピース矯正スマイルトゥルー(Smile TRU)や、歯科独自で提供しているマウスピース矯正など、複数あることが分かりました。
マウスピース矯正で大事なことは、効果的な現状⇒理想の歯並びまでの3Dシュミレーションの作成、そしてアライナーの質(柔軟性があるが壊れにくい)だと思います。もし、費用は押さえたいがマウスピース矯正希望と言った場合は、歯科医にその旨相談してみると良いと思います。歯科によっては、同じマウスピース矯正でも数種類扱っているところもあります。私が利用したバンコクの歯科は2016年当時インビザライン(Invisalign)/スマイルトゥルー(Smile TRU)/歯科独自のマウスピース矯正と3種類の取り扱いがありました。
実際に私も、費用を抑えたいので、「インビザライン(Invisalign)よりも少しお手頃なスマイルトゥルー(Smile TRU)を検討しているが、私のケースではスマイルトゥルー(Smile TRU)で問題ないか」等歯科医に色々相談しました。
また歯科医にマウスピース矯正の種類について相談する場合は、費用を含めた夫々の長所と短所について聞いてみてください。私が相談した際の印象では、インビザライン(Invisalign)等高額マウスピース矯正は多くの実績があり、最新のテクノロジーや独自の技術でより効率的な3Dシュミレーションやアライナーの作成ができるがその分高額というものでした。また、私の歯科医の話では、アライナーの質(柔軟性はあるのに丈夫)も低価格マウスピース矯正と高額マウスピース矯正では違いが出てくる場合があると言っていました。
マウスピース矯正の費用
上でマウスピース矯正にも数種類あることをご紹介しました。マウスピース矯正は種類(インビズライン(Invisalign)やスマイルトゥルー(Smile TRU)と言ったシステム)によって値段が違いますが、同じインビザライン(Invisalign)でも歯科によって費用が違います。
費用を少しでも抑えたい場合は、歯科のホームページや電話で費用を確認して比べてみると良いと思います。
では、インビズライン(Invisalign)を取り扱っている一番安い歯科を選べばいいのかと言うと、そうでもありません。マウスピース矯正では、初めに治療終了時までのアライナーを作成します。そして、順調にアライナーを交換して歯を動かしていくには、歯科医に適切に歯をシェーピング(歯が動きやすいように歯と歯の間に小さな隙間を開けたりする)してもらう必要があります。よって、値段も大事ですがマウスピース矯正の実績がある程度ある歯科が好ましいです。
マウスピース矯正の種類:スマイルトゥルー(Smile TRU)
期間:2016年7月~約7ヵ月
歯科:Bangkok New Smile Dental Clinic
費用:10万バーツ(1円=3.5バーツの場合、約35万円)この費用には検査費や医師の費用等すべてが含まれていました。しかし、治療終了後に作ったリテイナー(歯が動いてしまわないように寝るときにはめるマウスピース)は別途費用が必要でした。
(保険:私は2016年当時海外の国際医療保険に入っており、保険で治療費を一部カバーすることができました。日本の健康保険や海外旅行保険では矯正治療は対象外だと思いますが、もしその他海外などの特別な医療保険に入っている場合は、歯科矯正が対象とならないか確認してみると良いと思います。)
補足:現在はこちらのクリニックでスマイルトゥルー(Smile TRU)の取り扱いはありません。私が受けた治療はインビザライン(Invisalign)のインビザライン Lightと言うレベルの治療に当てはまると思います。2016年当時はインビザラインはスマイルトゥルー(Smile TRU)よりさらに高かったのですが、2018年11月現在は私が利用したクリニックでインビザライン Lightの治療が9万5千バーツ~可能です(バンコクの日本語可能な歯科や好立地の歯科の場合、これよりも費用が高くなると思います)。
マウスピース矯正の効果
最後にマウスピース矯正をした感想や効果についてご紹介します。
マウスピース矯正は効果あり
私個人の感想ですが、マウスピース矯正の効果を感じることができました。ワイヤー矯正と違って、きちんと歯が動くのか少し不安も有りましたが、結果前に付き出してきていた前歯の1つは元の位置に戻り、歯並び全体も整いました。実際には少しずつ歯並びが整っていくので、良くなっていく変化を感じにくいのですが、治療前と治療後の写真を比べると一目瞭然でした。
また、新しいリテイナーを付けるたびに始めの違和感や少しの痛みを感じることも有りましたが、苦痛に感じるほどでもありませんでした。私はたまに偏頭痛があるのですが、マウスピース矯正を始めて悪化するということも有りませんでした。
マウスピース矯正の注意点
マウスピース矯正を経験して思った注意点は、リテイナーが「取り外し可能」と言う点は、長所でも短所でもあるということです。気軽に取り外しができるので、つい一日の装着時間が指定されたものより短くなってしまうことがありました。この様に装着時間が短いと歯が思った様に動かず、当初の予定よりも時間がかかってしまったり、治療計画に誤差が出てきたりしてしまいます。マウスピース矯正をする場合は、歯科医に指示されたリテイナーの装着時間を守る強い意志が必要です。
まとめ
いかがでしょうか、私のマウスピース矯正の経験についてご紹介しました。私が歯科矯正をしようと思ったのは、加入していた海外の医療保険で治療費が一部カバーできることを知ったときでした。費用の一部がカバーできるからとは言え、とても高価な治療なので比較的低い費用でも最大の効果を得るにはどうすれば良いかと色々と調べました。私の経験が、今歯科矯正特にマウスピース矯正について考えている方の参考になれば幸いです。
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