皆さんこんにちは、ALEE(エリー)です。
今回はバンコクでコンドミニアムの借り手を見つける方法をご紹介します。
賃貸投資物件や将来自分が住むためにバンコクでコンドミニアムを購入し、先ずは賃貸に出したいという方も多いと思います。この様な時に、日本人が先ず頼るのはバンコクの日系不動産会社だと思います。
しかし、もし日系不動産会社にお願いしても、中々借り手が見つからない時はどうすれば良いのでしょうか。実際私が管理している物件でも、このような状況になってしまい、最終的にはタイの不動産エージェントを通して日本人以外の借り手を見つけることができました。そこで今回は、私の経験談とタイの不動産会社やエージェントを選ぶポイントをご紹介します。
コンドミニアムを日本人に貸し出すのが難しいケースとは
先ず初めに、バンコクのコンドミニアムを賃貸に出す場合、日系不動産会社にお願いして日本人の借り手を見つけるのが一番です。以前の記事でも紹介しましたが、タイの最大手不動産会社(CBRE)は不動産レポートの中で次のように述べています。
- 月に1万バーツ以上の家賃を払っているタイ人は限りなく少なく、中心地の賃貸市場は外国人の需要に頼っているのが現状
- ワークパミットを持つ外国人数は87,000人で、日本人が全体の21%を占め第一位(2018年上四半期)
つまり、バンコクの中心地の賃貸市場は外国人(主に日本人)に頼っている状況です。なので、日本人の借り手が見つかればそれが一番です。お持ちのコンドミニアムが中心地で日本人の好むエリアであれば、日系不動産会社に相談すれば快く対応してくれると思います。
ここで、今回の記事の本題の、コンドミニアムが中心地だが日本人の好むエリアではないor交通の便はいいが中心地から少しずれているといった物件のケースです。
私が管理しているコンドミニアム物件は、中心地に位置しておりますが日本人が好むエリアではありません。その為、私が借り手を探し始めた2014年当時、日系不動産会社に相談しましたが、借り手を見つけるのは難しいかもしれないと言われてしまいました。とりあえず、写真などを送って1ヵ月待ちましたが音沙汰なく、このままではいけないと思い、タイの不動産エージェントに連絡を取り始めました。
タイ不動産エージェントの探し方/コンドミニアムの借り手を見つける
私の経験談
私が最初にコンタクトをとったのは、コンドミニアムの管理会社(フロント)です。身振り手振りを交えて、コンドミニアムを貸し出したく、借り手を探しているという旨を伝えました。
私が管理している物件は少し特別で、ディベロッパーのグループ会社が管理会社と不動産エージェントを担っており、中で通じているため、スムーズに管理会社から不動産賃貸部門の担当者を紹介して貰うことができました。
直ぐに、担当者からコンドミニアムの賃貸状況や契約の内容(借り手が見つかった場合、1年契約で1ヵ月分の家賃が手数料)を説明されました。その後通常のオーナーが部屋に用意しているものリストを渡され、一緒に部屋に行きました。部屋には食器を含め色々用意をしていたつもりですが、足りないものがいくつかあったので、買い足して部屋の準備が整ったら再度連絡する旨を伝えて担当者と別れました。
その後部屋の準備を整え、担当者に連絡して待っていた所、1ヵ月くらいで借り手を見つけることができました。借り手が見つかってから、入居前の清掃の手配や借り手とのやり取りを全部担当者の方がしてくれたので、とてもスムーズに進みました。
その後、2年間この借り手の方にいて頂きましたが、何かあった際は不動産会社が管理会社と協力して対応してくれたので、とても助かりました。
タイの不動産エージェントの探し方
上記で私の経験談をお話ししました。しかし、コンドミニアムの管理会社と不動産エージェントがグループ会社で中で繋がっているというのは珍しいかと思います。実際に私が今住んでいるコンドミニアムでは、管理会社に直結した不動産エージェントはいません。
では、通常のコンドミニアムの場合はどのように不動産エージェントを選べばいいのでしょうか。現在タイには大小含め沢山の不動産エージェントがおり、手数料(1年契約の場合家賃1ヵ月分)は大体どこも同じです。しかし、それぞれのコンドミニアムにはその物件を多く扱っている不動産エージェントが存在します。この様な不動産エージェントを探すには、以下の2つの方法が有効だと思います。
- コンドミニアムの管理会社に話して、不動産エージェントを紹介してもらう
- 不動産ポータルサイトで自分のコンドミニアムを多く載せている不動産エージェントに連絡を取ってみる
まとめ
今回はタイの不動産エージェントを利用したコンドミニアムの借り手の見つけ方について、私の経験談と共にお話ししました。
現在バンコクには数多くのコンドミニアムの部屋が存在するため、大人気物件でない限り、借り手を見つけるのは難しくなってきていると感じます。またテナントもそれを分かっているので、値下げの交渉をしてくることも多いです。
しかし、この様な状況下でも、工夫をすれば貸し付けをすることは可能だと思います。先ずは、内装を整え住みやすい部屋づくりを心掛けること、そして日系不動産会社やタイの不動産エージェントと上手くコミュニケーションをとっていくことが大事なのではないかと思っています。
この記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
Ps. 当ブログのタイ不動産に関する記事は主に実体験に基づいて書いています。何か気になる点や、もっとこういった内容が知りたいなど有りましたら、気軽に問い合わせページよりご連絡ください♪